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無理なくできる!リード・ハーネストレーニング

こんにちは!みかん動物病院の渡邉です🍊
ワンちゃんとの毎日の散歩は、信頼関係を深める大切な時間ですよね✨
でも実際に散歩に出てみると、「ぐいぐい引っ張る」「におい嗅ぎに夢中で歩いてくれない」など、思うようにいかず、困っている飼い主様も多いのではないでしょうか❓
今回はワンちゃんと無理なくできるリード・ハーネストレーニングについて紹介していきます。
■目次
1.首輪・ハーネス選びのポイント
2.ハーネスの種類
3.リードを引っ張る理由
4.リード・ハーネストレーニングの進め方
5.よくある失敗例とその対処法
6.専門家に相談が必要なケース
7.さいごに…
【🐶首輪・ハーネス選びのポイント】
大切なポイントは、散歩中に抜けたり外れたりしない事、怪我をしない事です。
成長することを見越して、大きめのものを選んでしまうと引っ張られた際に抜けてしまう原因になりますし、ピッタリすぎると首への食い込みの原因になってしまいます。ある程度余裕があって、長さの調節が可能なものを選び、成犬になるまでは体格に合わせたものを買い替えていくと安心です。
【🐶ハーネスの種類】
〈8の字ハーネス〉
首と胴体に輪を通して装着します。上から見ると8の字の形になっています。
前肢を持ち上げずに装着できるので、前肢を触られるのが苦手なワンちゃんにおすすめです☺ですが、後ろへの引っ張りが強い場合は体から抜けやすいので注意が必要です⚠
〈Y字型ハーネス〉
前肢と胸部にベルトを通して装着します。前から見たときにY字型になっています。
胸部のベルトで体を支えているので、気道への負担が少ないのが特徴です。引っ張りが強い子にはおすすめです😌
〈H型ハーネス〉
首回りと胴体にベルトを通して装着します。上から見たときにH型になっています。
肩や前肢の可動域を妨げないのが特徴です。アジャスターでベルトの長さ調節が可能なものが多く、身体にフィットしやすいので抜けにくいですよ😉
【🐶リードを引っ張る理由】
ワンちゃんがリードをぐいぐい引っ張るのには、理由があります。
その理由を理解することで、トレーニングの進め方や声掛けの仕方も変わってきます💡
ここではよくあるパターンを3つに分けて紹介していきます。
1.好奇心と探索本能から

ワンちゃんは本来、とても好奇心が強く、探検好きな子が多いです。
散歩中には、様々なにおいや音など、たくさんの刺激があります。
そんな刺激に反応して、つい先に進みたくなり、リードを引っ張ってしまうのは自然な行動といえます。
2.周囲の刺激に興奮している

散歩中に他のワンちゃんや人、自転車や自動車、突然の音などが現れると、一気に興奮してしまうことがあります。
その結果、思わずリードを引っ張る行動につながることも少なくありません。

3.習慣になっている
子犬のころから自由に歩かせていた場合、「引っ張れば好きな方向にいける」と学習してしまいます。
こうして「引っ張る=いつものこと」という習慣ができあがってしまいます。
【🐶リード・ハーネストレーニングの進め方】
リード・ハーネストレーニングは1日で完了するものではありません。一気に完成を目指すのではなく、段階的に進めていくことが大切です。
ここでは基本的な進め方を5つのステップに分けてご紹介していきます。
〈ステップ1〉首輪やハーネスに慣れさせる
ワンちゃんにとって首輪やハーネスは異物です。そのため初めてつけた際に、嫌がる子も少なくありません。
まずは室内という落ち着いた環境で、首輪やハーネスに慣れるところから始めましょう。
最初はつけたらすぐに外して褒めます。これを繰り返し行います。徐々につけられる時間を延ばしていきましょう。
褒める際には大好きなおもちゃやオヤツをご褒美に使うといいですよ🙆
〈ステップ2〉リードに慣れさせる
首輪やハーネスを無理なくつけられるようになったら、そこにリード繋ぎます。
最初はリードを持たず、自由に室内を歩かせてみましょう。
この段階では「リードがついていても気にならない」「普通に動ける」という感覚を身に付けてあげることが大切です✨
リードを引っ張って無理にコントロールしようしてはいけません。リードがある状態に違和感を待たせず、自然に過ごせるようにしてあげるのがポイントです💡
〈ステップ3〉歩行位置を教える
室内でのリードに慣れてきたら、いよいよリードをもってみましょう。ここでも無理にコントロールするのは禁物ですよ⚠
理想の歩行スタイルは、ワンちゃんが飼い主様の横に並び、リードがたるんだ状態で歩けていることです。
まずは「アイコンタクト」の練習から始めてみましょう👀名前を呼んで目が合ったらすぐにご褒美を与えます。これを繰り返すと、「目を合わせる=いいことが起きる」と学習してくれます。飼い主様より前を歩こうとしても、名前を読んだら側に来て、目を合わせてくれるでしょう🥰
また、ワンちゃんが前に出ようとしたら、引っ張らず、その場で立ち止まってみてください。
ワンちゃんが「進めない」と気づいて戻ってきたら、すかさず褒めてあげましょう💗
あるいは、進行方向を変えて歩き出すのも1つの方法です。「前に出すぎると進めないんだ」と少しずつ学習していきます。
〈ステップ4〉基本コマンドを取り入れる
ワンちゃんがリードを引っ張らずに歩けるようになってきたら、「ついて」「まて」などの基本指示を少しずつ取り入れていきます。
オヤツやおもちゃ、声掛けなどのご褒美を使って、「この人の横を歩くといいことがある」と教えてあげましょう。無理に引っ張らず、褒めながら楽しく進めることがコツです🌻
〈ステップ5〉屋外での練習
室内での練習がスムーズにできるようになったら、いよいよ外での実践練習です🔥
最初は自宅の庭や、静かな道や公園など、刺激の少ない場所から始めましょう。
外は音やにおい、人や他のワンちゃんなどの刺激が多く、集中しにくい環境です。
焦らず短時間から始め、少しずつ慣らしていきましょう。
集中が切れやすい場合は、短めの練習を回数多く行うのがおすすめです😉
▼寒い時期の散歩についてはこちら
▼暑い時期の散歩についてはこちら
▼アウトドアへ連れていく際の注意点はこちら
【🐶よくある失敗例とその対処法】
トレーニング中によくある失敗にはいくつかのパターンがあります。
うまくいかない時は、まず原因と対処法を知ることが大切です✨
ここではよくある失敗例とその対処法について紹介していきます。
失敗①「✖引っ張り返す・強く叱る」
ワンちゃんがリードを引っ張ったときに、思わず引っ張り返したり、「ダメ!」「コラ!」などと叱ったりすると不安や興奮をさらに高める原因になってしまうのでNGです🙅
また、ワンちゃんに恐怖や不信感を与え、飼い主様との信頼関係が壊れてしまう可能性もありますので注意しましょう⚠
☞対処法は…
リードがピンと張ったときは、落ち着いてその場に立ち止まるか、何も言わずに進行方向を変えるのが効果的です。
過剰に反応せず、「引っ張っても進めない」と気づかせてあげましょう。
失敗②「✖練習時間が長すぎる」
練習は集中力が切れやすく、一度に長時間練習しようとすると、うまくいかないケースが多いです。
☞対処法は…
短い練習を回数多く行ったり、休憩時間を作ったりしてあげてください😌
ワンちゃんによって集中できる時間が違うので、5分、10分と短く区切って、状況を見ながら進めてみてください🌼
また、周囲のにおいをある程度嗅がせてあげてから練習を始めると、気が散りにくいでしょう。
【🐶専門家に相談が必要なケース】
以下のような場合は、無理に自己流でトレーニングを進めず、早めに専門家に相談するのがおすすめです。
・リードやハーネス装着時にパニックを起こす
・リードやハーネス装着時に吠えや咬みつきがみられる
・リードやハーネスを極端に怖がる
こういった場合は、動物病院のしつけ担当スタッフやドッグトレーナー、動物行動学診療など、信頼できる専門家に相談してみましょう💡
【🐶さいごに…】
ここまで下記の5つについてお話してきました。
・ハーネスの種類
・リードを引っ張る理由
・リード、ハーネストレーニングの進め方
・よくある失敗例とその対処法
・専門家に相談が必要なケース
リード・ハーネストレーニングは、飼い主様とワンちゃんが一緒に、安心してお散歩を楽しむための大切なステップです✨
引っ張り癖は犬種等にもよりますが、「これまでの習慣」からくるケースが多いです。
だからこそ、正しい方法で繰り返し練習していけば、少しずつ変わっていってくれるはずです💪🔥
焦らず、ワンちゃんのペースを大切にしながら取り組んでいくことが、ストレスのないお散歩への近道です❕
もしも途中でつまずいてしまう場合や、不安なことがありましたら、いつでも当院担当スタッフまでお気軽にご相談くださいね😉
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