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犬のトイレトレーニングの仕方を教えます! トレーニングが必要な理由や方法は?|犬のしつけシリーズ ~第一弾~
神奈川県秦野市・伊勢原市・平塚市・中井町・二宮町・小田原市のみなさまこんにちは!
神奈川県秦野市のみかん動物病院、渡邉です🍊
ワンちゃんを家族に迎えたら、まず必要なのがトイレトレーニング!
犬は生来、特定の場所で排泄するという習慣がないので、トイレの場所はしっかりと教える必要があります。
しかし、どのように教えるのが最適なのでしょうか?🤔
なかなか思うようにいかずお困りの飼い主様もたくさんいらっしゃるかと思います。
今回はそんなトイレトレーニングの重要性と、効果的なトレーニングの方法をご紹介しますね🍀
【🐶なぜトイレトレーニングが必要なの??】
トイレトレーニングとは飼い主様が用意した室内の「トイレ」で排泄するようにしつけることです。
しっかり覚えさせないと、どこにでも好きなところに排泄してしまうため、お家の中の粗相に悩まされるだけでなく、ドッグカフェや旅行など、外出先への同伴も難しくなってしまいます💦
排尿の間隔が短い子犬の時期は粗相をしてしまいますが、成犬になるにつれ室内での粗相は減ってきます。
また、お散歩中しか排泄をしない子もいて、「外でトイレをするなら問題ないんじゃないの??」とお考えの飼い主様もいらっしゃいますが、外でしかトイレができないと様々なデメリットもあるんです…😔
【🐶外でしかトイレができない事のデメリットとは??】
🔹猛暑や大雨、大雪、台風の日など、悪天候の日でもトイレのために外に連れ出さなければいけない
🔹外出まで排泄を我慢することになるので、膀胱炎や尿石症のリスクが高まる
🔹尿の異変に気付きにくい
🔹災害時に一緒に避難所に行けたとしても、愛犬や飼い主様のストレスになってしまう。
…などなど。
このような理由から、子犬だけでなく成犬であっても、室内でトイレができた方がいいとされています。
子犬の時期がトイレの仕方を一番覚えやすいので、子犬をお迎えする場合は、初めにしっかり教えてあげましょう☝
【🐶トイレトレーニングで避けるべきこととは??】
トイレトレーニング中で重要なこと。
それは『叱らないこと・騒がないこと』!これが重要になります☝
粗相をしてしまった時に飼い主様に叱られると、犬は『排泄自体を悪い事』だと勘違いしてしまい、飼い主様に隠れて排泄するようになってしまいます。
また、粗相をしてしまった時に驚いて騒いだり、犬に声をかけたり、抱き上げたりすると、犬は『おしっこをすると構ってもらえる🎵』と間違えてしまうこともあるため、粗相をしてしまっても“叱らず騒がずポーカーフェイスで”片付けましょう。
なお、粗相をしてしまった場所ににおいが残っていると、そこをトイレだと覚えてしまいますので、消臭剤を使用してしっかりと掃除しましょう✨
【🐶おすすめのトイレトレーニング法とは??】
基本的なポイントは3つ!
🔸成功したら褒める!
🔸タイミングを逃さない!!
🔸トイレ環境を整える!!!
🔸成功したら褒める
これはトイレトレーニングだけでなくどのしつけにも言えることですが、偶然でもいいので、成功したらまずは褒めてあげましょう✨
褒められたら犬はそれがいいことだと覚えます。
初めはどうして褒められたのか分からないかもしれませんが、回数を重ねていくうちに分かるようになります😉
やり方としては、サークル内で飼育している場合であれば、まず寝床以外にペットシーツを敷きつめます。そうすることで、寝床以外であればどこでしてもペットシーツの上!つまりどこでしてもトイレ成功!!
そうしてペットシーツの上で排泄する機会を増やし、成功の経験を増やしてあげます。
その上で、徐々にペットシーツを減らしていってみましょう。
お部屋に放す場合、まずは狭い部屋からはじめたり、柵などで行動範囲を狭めてからたくさんのペットシーツを床に置きます。そのどれかにおしっこをしたら褒めてあげましょう。この場合も徐々にペットシーツの枚数を減らしていきます。
回数を重ねていくうちに、ペットシーツで排泄することを覚えてくれるはずです💪
🔸タイミングを逃さない
せっかくトイレでの排泄に成功しても、飼い主様がそれを見ていないと褒められません。
トイレトレーニング中は常にじっと見続ける必要はありませんが、トイレの方へ向かって行ったり、そわそわしたり、トイレ付近でぐるぐる回り始めたりなど…そんな排泄サインが見られたら、褒めるタイミングを逃さないようにしてくださいね☝
🔸トイレ環境を整える
ペットシーツでトイレをすることは覚えたものの、用意したトイレを使ってくれない、使っても失敗する場合は、トイレや環境に問題があるかもしれません💦
例えば、トイレの置き場所が好きではない、人が頻繁に出入りする、テレビの音がうるさい、寝床とトイレの距離が近いなど、トイレ自体が落ち着かない場所にあると、そこで排泄してくれないことがあります。
また、トイレが汚い、トイレが小さすぎるなど、トイレ自体に問題があることもあります。
トイレトレーはその子の全身が入り、一回転できる程度の大きさが理想的ですよ✨
さらに、周囲から見られていると緊張してしまったり、排泄中は無防備な姿になったりするため、排泄を我慢してしまう犬もいます。
可能な限り人目に付きにくく、落ち着いてトイレができる場所を用意してあげましょうね😉
【🐶さいごに】
今回は犬のトイレトレーニングについてお話ししました。
たかがトイレ、されどトイレ。トイレトレーニングは外せない大切なしつけの1つです。
排泄間隔の短い子犬の時期が一番覚えさせやすいので、子犬の時期にしっかり覚えさせましょう!
成犬の場合、子犬ほど覚えが早くはありませんが、じっくり根気強く取り組むことが重要です☝
また、オスであってもメスであっても、マーキングとして色々な所で少しずつおしっこをしている可能性もあります。そういった場合は避妊手術や去勢手術を行うことで改善するケースがあります。既に習慣づいてしまっていると治らないケースもありますが、90%程度の犬は改善するとも言われているようです。
今回トイレトレーニングの基本的な方法についてお話ししましたが、犬の性格や生活環境などにより、最適なトレーニング方法は個々により変わってきます。
うまくいかないなぁと少しでも感じたら早めにご相談くださいね!
『しつけに関して相談があります』と渡邉に気軽にお声がけください💪
しつけインストラクターによるご相談をご希望の方もお問い合わせくださればお繋ぎいたします📞