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犬と猫の抜け毛が多い時期は?春・秋の換毛期のケアと気を付けたい病気

みなさま、こんにちは!
愛玩動物看護師の若月です🍊
季節の変わり目に、愛犬や愛猫の抜け毛が気になったことはありませんか?
「お掃除をしても、気が付くと床や服に毛がついていて大変!」
…と、困っている飼い主様も多いかと思います。
これは、動物たちの「換毛期(かんもうき)」の影響かもしれません。
そこで今回は、少しでもお家でのお手入れが楽になるコツや、見逃してはいけない病気のサインなど、動物病院の視点を交えてご紹介します🍀

■目次
1.換毛期とは?犬・猫に訪れる「春と秋」年2回の衣替えの仕組み
2.換毛期に抜け毛が増える理由|それぞれの被毛の違い
3.家庭でできる抜け毛ケアとおすすめの対策
4.こんな抜け毛は要注意!|病気が隠れているサイン
5.さいごに
【💈換毛期とは?犬・猫に訪れる「春と秋」年2回の衣替えの仕組み】
換毛期とは、季節の温度変化に合わせて動物たちの毛が生え替わる時期のことです。
人間でいうところの「衣替え」のようなイメージです。
多くの犬や猫には、1年の中で春🌸と秋🍁の2回、この換毛期がやってきます。
<🌸春の換毛期🌸(3月~5月頃)>
これから迎える暑い夏を涼しく過ごすために、冬の間に体を守っていた軽くてふわふわした毛が抜け落ちていきます。
<🍁秋の換毛期🍁(9月~11月頃)>
厳しい冬の寒さに耐えられるよう、少し硬めの夏毛が抜けて、保温性の高い毛がびっしりと生えてきます。
どちらの換毛期も、およそ1か月から1か月半ほど続きます。
この期間は毎日たくさんの毛が抜けるため、驚いてしまう飼い主様も少なくありません。
しかし、これは季節に適応して健康に生きるための自然な身体の仕組みなので、どうぞ安心してくださいね😉
また、最近では1年中エアコンが効いた快適な室温で過ごす犬や猫が増えてきました。
そのため、季節の移り変わりを身体が感じにくくなり、換毛期の時期がずれたり、ダラダラと1年中毛が抜け続けたりするケースも少なくありません。
【💈換毛期に抜け毛が増える理由|それぞれの被毛の違い】
犬や猫の被毛には2種類あります。
紫外線や雨、汚れから皮膚を守るため、外側に生えている少し硬めの「オーバーコート(上毛)」
保温や断熱のため、内側に生えてくる細くてふわふわの「アンダーコート(下毛)」。
換毛期に毛が大量に抜けるかどうかは、その子の毛の構造によって決まり、「ダブルコート」と「シングルコート」に分類することができます。
<❤ダブルコートの特徴>
オーバーコートとアンダーコートの2種類の毛を持つ被毛を「ダブルコート」と呼びます。
アンダーコートは季節に合わせて生え替わるため、春や秋の換毛期には大量の毛が抜けるのが特徴です。
🐶…柴犬・コーギー・ポメラニアン・チワワ・ゴールデンレトリバーなど
🐱…アメリカンショートヘア・スコティッシュフォールド・ノルウェージャンフォレストキャットなど
<💙シングルコートの特徴>
オーバーコートが主体で、アンダーコートがほとんどない被毛を「シングルコート」と呼びます。
季節による生え替わりが少ないため、ダブルコートに比べて換毛期の抜け毛が少ないのが特徴です。
🐶…プードル・マルチーズ・シーズー・ヨークシャーテリアなど
🐱…シンガプーラ・シャム猫・オリエンタルショートヘアなど
つまり、換毛期に大量の毛が抜けるのは、アンダーコートの生え替わりがある「ダブルコート」の子たちです。
しかし、その子の生活環境によっても、抜け毛の様子は少しずつ変わってくるのです🍀
【💈家庭でできる抜け毛ケアとおすすめの対策】
お部屋に散らばる抜け毛を減らし、愛犬・愛猫を快適にすごさせてあげるためには、ご家庭でのこまめなお手入れが大切です。
今日からすぐに実践できる3つのポイントをご紹介します✨
<1💚ブラッシング>
まずは毎日のブラッシング習慣です。
換毛期はできれば1日に1~2回、優しくブラッシングしてあげてください。
皮膚を傷付けないよう、その子の毛質に合ったブラシを選ぶのがコツ!
短毛の子にはラバ―ブラシ、長毛の子にはスリッカーブラシなどを使うと、不要なアンダーコートを効率よく取り除きやすくなります。
<2💚シャンプー>
シャンプーはブラッシングとあわせて行うことで、抜け毛を取り除きやすくなります。
適切なシャンプー頻度は犬種や皮膚の状態によって異なるため、愛犬・愛猫に合ったケアを行いましょう✨
おうちでのシャンプーやドライヤーが苦手な子の場合は、無理をせずトリミングサロンや動物病院のプロに任せるのが安全です。
当院でもトリミングサロンを併設しておりますので、ご希望の方はスタッフにお声がけくださいね。
また、外部から講師を招いたシャンプーセミナーも開催しております🐶
ぜひこのような機会もご活用ください😉
<3💚洋服を着せる>
換毛期の期間だけ犬用・猫用の服を着せるのもおすすめです。
お部屋に毛が飛び散るのを一時的に防ぎやすくなります。
ただし、着せっぱなしにすると皮膚が蒸れてしまったり、毛玉が出来て皮膚が引っ張られたりして皮膚炎につながる恐れがあります。
1日中着せたままにするのではなく、服を脱がせてブラッシングする時間も作ってあげてくださいね✨
【💈こんな抜け毛は要注意!|病気が隠れているサイン】
換毛期に毛が抜けるのは自然な現象ですが、中には体調不良や病気が原因で毛が抜けている場合もあります⚠
特に注意していただきたいのはこのようなサイン。
✅毛が抜けた部分の皮膚が赤くなっている
✅フケが多く出ている
✅痒がって体をこすりつけている
✅手や足で何度も掻いている
✅体の一部だけの毛が極端に薄くなっている
✅左右対称に毛が抜けて地肌が見えてしまっている
✅同じ場所を過剰に舐めて、その部分だけはげている(猫に多い)
これらのサインが出ていたら、アレルギー性皮膚炎や免疫の異常、ノミ・マダニなどの寄生虫、ホルモンの病気、あるいはストレスが隠れている可能性があります。
いつもと違う抜け方だと感じたら、様子見を続けずに動物病院へ相談しましょう📞
<🩺抜け毛が気になるときの受診の目安>
毎日丁寧にブラッシングしているのに、一向に抜け毛が減る気配がないと心配になってしまいますよね。
病院へ連れて行くべきか迷った時は、皮膚の状態を優しくチェックしてみてください👀
もし以下のような症状があれば、動物病院への相談をご検討ください。
⚠️地肌が見えるほどの脱毛がある
⚠️ぶつぶつとした赤みや湿疹がある
⚠️いつもと違う独特の体臭がある
⚠️皮膚が脂っぽくべた付いている
動物病院では、皮膚の検査を行って、その子に合った薬や薬用シャンプーを処方することもできます。
「ただの抜け毛かもしれない」と遠慮なさらずに、少しでも不安な点があればいつでもご相談くださいね🎀
【💈さいごに】
今回は
🔹犬と猫に訪れる「春と秋」年2回の換毛期の仕組み
🔹換毛期に抜け毛が増える理由と被毛の違い
🔹家庭でできる抜け毛ケアとおすすめ対策
🔹注意したい病気が隠れている抜け毛のサイン
🔹抜け毛が気になるときの受診の目安
についてお話しました!
換毛期は、お掃除の手間が増えて飼い主様には少し大変な時期ですが、犬や猫が皮膚を清潔に保ち、次の季節を快適に過ごすための大切な準備期間でもあります。
いつも以上に愛犬や愛猫の体に触れ、声を掛けながらお手入れをしてあげることで、絆がさらに深まる素敵な時間にもなるでしょう💕
愛犬・愛猫と一緒に、換毛期を笑顔で乗り切りましょう💪
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