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春と秋にみられる犬の発情期!発情サイクルと注意点

記事タイトル「春と秋に多くみられる犬の発情期!発情サイクルと注意点」

みなさまこんにちは🐾
愛玩動物看護師の宮﨑です🍊

春や秋は、「最近なんだか様子が違うな……」と感じる飼い主様もいらっしゃるかもしれませんね。実はその変化、発情期に関わっているかもしれませんよ☝

発情期は犬にとってとても自然な体のリズムですが、体調や行動に変化が出やすく、飼い主様が戸惑うこともありますよね。
そこで今回は、「犬の発情サイクルの基本」と「健康や生活で気を付けたいポイント」を、出来るだけわかりやすくお話ししていきますね🐾
みなさまは愛犬の「発情サイクル」についてどのくらいご存じでしょうか?🌸

雄雌カップルの犬のイラスト

■目次
1.発情期ってどんな時期なの?
2.犬の発情サイクルとその4つの段階
3.発情中に見られる行動の変化と健康への影響とは??
4.健康面で気を付けたいこととは?
5.発情期の適切なケアと管理のポイント
6.避妊・去勢手術について考えよう
7.さいごに

 

🐾発情期ってどんな時期なの?】

発情期とは、メス犬がオスを受け入れ、繁殖が可能な状態になる期間のこと。
一般的に年に2回、5~10カ月の間隔で周期的にやってきます。
犬の発情は季節に関わらず起こりますが、春🌸と秋🍁に発情期を迎える犬が多い傾向にあります。

 

❓初めての発情はいつ??

犬が「性成熟」を迎えると発情サイクルが始まります。
「性成熟」とは、精巣や卵巣といった繁殖に関わる臓器が発達し、実際に仔犬を妊娠できる状態になること。
犬の体の大きさによって個体差はありますが、小型犬では生後8〜10ヶ月ごろ、大型犬では10〜12ヶ月ごろに迎えることが多いようです🎀

 

❓オス犬は発情期はあるの

オス犬には決まった周期の発情期はありません。
発情中のメスから出るフェロモンに反応して性的な興奮状態になるため、近くに発情中のメス犬がいると興奮したり、落ち着きがなくなったりすることがあります。

 

🐾犬の発情サイクルとその4つの段階】

犬の発情期は「発情前期」・「発情期」・「発情後期」・「無発情期」の4つで構成されています。

 

🎀発情前期

外陰部が腫れて充血し、発情出血が始まる時期。約3~27日(平均5~10日)続きます。
尿からオスを引き付けるホルモンが分泌されるようになりますが、まだオスとの交尾は受け入れません🙅‍♀️♀️

 

🎀発情期

オスとの交尾を受け入れる時期で、5~20日(平均7~13日)続きます。
発情期に入ってから3日ほどで排卵し、排卵後3~4日は受精可能な期間です。

 

🎀発情後期

受精しなかった場合、発情期の開始から7~13日後に発情後期に入ります。
ここから60~80日続き、この期間は交尾を拒むようになります。
ホルモンの影響を強く受ける時期のため、「偽妊娠」や、「子宮蓄膿症」が起こりやすくなるので注意が必要です💦

 

🎀無発情期

次の発情期までの安定期です
この期間は繁殖に関わるホルモンの働きなどは休止しており、心身共に安定した状態になります。

 

🐾発情中に見られる行動の変化と健康への影響とは??

「なんだか落ち着きがない」「普段より甘えてくる」など、発情期は行動や体調に小さな変化がみられます☝

 

❤メス犬によく見られる変化

・そわそわして落ち着かない
・食欲が落ちる
・トイレの回数が増える(頻尿)
・オスに近付こうとする

特に出血を伴う発情前期や発情期には、少し神経質になったり、いつもより甘えん坊になったりすることもあります。発情期で獰猛な犬のイラスト

 

💙オスの犬に見られる主な変化

・攻撃性が高くなりケンカしやすくなる
・マーキング(あちこちにおしっこをかける)行動が増える
・外に出たがる・脱走しようとする

普段は大人しい性格の犬でも、近くに発情中のメスがいると強く反応してしまうことがあります。
発情に関わる問題行動やストレスは、去勢手術を行う事で改善する場合もあるので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください!

 

【🐾健康面で気を付けたいこととは?】

発情後期はホルモン変化が大きく、体調に影響が出やすい時期です。
特に注意したいのが偽妊娠(妊娠していないのに巣作りや乳汁分泌がみられる状態)と、命に関わる子宮蓄膿症(子宮に膿がたまる病気)。

「出血が長引いている」「乳首が腫れている」「お乳が出ている」「おりものが多い」「元気がない」などの様子があれば、すぐに動物病院に相談しましょう

また、食欲不振や元気のなさは多少であれば問題ありませんが、食事量が通常の半分以下になる場合やぐったりしている場合も、早めに動物病院を受診してくださいね🩺

 

【🐾発情期の適切なケアと管理のポイント】

発情期は、心も体も不安定になりやすい時期。
飼い主様のちょっとした気配りで、ぐんと過ごしやすくなります。

 

🔹外出は控えめに!お散歩やドッグランは注意が必要!

発情中のメスは特有のフェロモンでオスを強く引き付けてしまいます。
オス同士がメスをめぐってケンカをしたり、メス犬がオス犬にしつこく追いかけまわされたりなど……
トラブルや望まない交配を避けるため、人や犬が少ない時間に短めのお散歩を選ぶのがおすすめ。
ドッグランや犬同士が集まる場所へ行くのも控えましょう。

 

🔹オス犬の脱走防止を徹底!

発情中のメスの匂いに引き寄せられ、普段しないような行動に出る子も。
マーキング行動が増え、交配のために脱走を試みるケースもあるため、玄関や扉、庭の柵などはしっかり閉まっているか、念入りにチェックしておきましょう!

 

🔹お家でゆっくり、落ち着ける環境を

発情中は甘えん坊になったり、一人になりたがったり、気持ちが揺れ動きやすいもの。
無理に構わず、お家の中でゆったり落ち着けるスペースを用意してあげましょう!

 

🔹食欲が落ちた時は工夫を!

発情中は食欲や好みが変わることもあります。
いつもより食いつきが悪いようなら、香りを強めるために軽くフードを温める、少しトッピングを工夫するなどをすることで食いつきがよくなることもあります🍀

 

🔹出血対策も忘れずに!

出血は自然なものですが、お家の中や犬自身が汚れてしまうことがあります。
また、犬自身が気にして出血部位を頻繁に舐めることもありますが、舐めすぎると皮膚が荒れてしまい、細菌感染のリスクがあるため注意が必要です💦
犬用のおむつやマナーパンツを使って対策をしながら、こまめに交換してあげましょう!
また、蒸れやかぶれを防ぐために、優しく拭いてあげるなど清潔を保つケアも大切です

 

【🐾避妊・去勢手術について考えよう】

将来的に妊娠を望まない場合、愛犬の避妊・去勢手術は前向きに検討して欲しい選択肢です。

避妊・去勢手術は、望まない妊娠を防ぐだけでなく、発情中のトラブルを防いだり、女の子では「子宮蓄膿症」や「乳腺腫瘍」、男の子では「精巣腫瘍」や「前立腺の疾患」などの病気から愛犬を守るという大きなメリットがあるのです。

 

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【🐾さいごに】

今回は犬の発情期について解説いたしました!
発情期は、犬の身体にとってごく自然な変化のひとつです。

しかし、発情中は本人の体調不良や、他の犬とのトラブル、望まぬ妊娠などの様々なリスクがあるため、飼い主様がその変化をしっかりと理解し、優しくサポートしてあげることが大切になります。

安心できる環境と適切なケアにより、愛犬も飼い主様も穏やかに過ごしていきたいですね。
不安なことや気になる様子があれば、一人で悩まず動物病院に相談しましょう🍀
犬と飼い主、安心感に包まれているイラスト

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