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寒い日の散歩…そのまま行っても大丈夫??~犬の寒い時期のお散歩の注意点について~

タイトル「寒い日の散歩…そのまま行っても大丈夫!?犬の寒い時期のお散歩の注意点について」

こんにちは❄
みかん動物病院、愛玩動物看護師の若月です!

冬は空気がキリッと冷たく感じられる季節。
コートや手袋など、私たちはしっかり防寒してお散歩へ…!
そんな中、「でも、犬はいつも通りでいいの??」と、気になったことはありませんか??

今回は、冬の寒い時期のお散歩で気を付けたいポイントや、愛犬を寒さから守る工夫についてお話します✨

 

■目次
1.犬は寒さに強い?それとも弱い??
2.寒さに弱い犬の特徴を紹介!注意が必要な犬種・年齢とは??
3.愛犬からの「寒いよ」のサインを見逃さないで!
4.冬の散歩で実践したい寒さ対策とは
5.冬の散歩で注意したいその他のポイント
6.さいごに

 

【⛄犬は寒さに強い?それとも弱い??】

犬の平熱は38~39℃ほどと、人間よりも高めです。
さらに全身が被毛に覆われているため、一般的には寒さにある程度強い動物です。
そのため、多くの犬は冬でも普段通りの散歩を楽しむことができます🎵

ただし、すべての犬が寒さに強いわけではありません💦
犬の体格や毛質、体脂肪率、年齢、そして持病の有無などによって寒さの感じ方はさまざま。
中には冬が苦手な子もたくさんいるんです…❄

「うちの子は寒さに強いタイプかな??」
改めて見直してみましょう👀

 

【⛄寒さに弱い犬の特徴を紹介!注意が必要な犬種・年齢とは??】

以下のような犬たちは、特に冷えに弱い傾向にあります☝

 

🔹シングルコートの犬種

防寒機能のあるアンダーコート(下毛)がなく、オーバーコート(上毛)のみで構成された被毛を持つ犬種です。一重構造のため保温性が低く、寒さが体に伝わりやすい傾向があります。

例)トイ・プードル、マルチーズ、イタリアングレーハウンドなど

 

🔹子犬・老犬

子犬は体温調節がまだ上手に行えず、高齢犬は代謝や筋肉量が落ちてしまうことで調節機能そのものが低下していることがあります。
どちらも寒さには弱く、冷えが体調に影響しやすいので特に注意が必要です。

 

🔹小型犬や体脂肪の少ない犬

小型犬は地面との距離が近いため、地表からの冷気を受けやすく寒さを感じやすいです。
また、体表面積が大きく体重が軽いため、体の熱が逃げやすいという特徴もあります。
さらに、イタリアングレーハウンドのように筋肉質で脂肪が少ない犬も冷えやすい傾向があります。

 

これらのようなタイプの犬には、気温の低い日には寒さ対策を意識してあげましょう。
ただし、同じ犬種でも寒さに強い・弱いには個体差がありますので、お散歩の時の様子や帰宅後の行動をよく観察し、その子に合わせた対応が大切です🍀

 

【☃愛犬からの「寒いよ」のサインを見逃さないで!】

震える犬のイラスト犬が寒さを感じている時には次のような行動がみられます👀

✅体が小刻みに震える
✅丸まって体を縮めている
✅外に出たがらない
✅歩くのを嫌がったり、途中で座り込んだりする

こうしたサインがみられたら「寒いのかもしれない」と気付いてあげてくださいね。
無理に歩かせず、体を温めてあげましょう💪

 

【☃冬の散歩で実践したい寒さ対策とは】

マフラーや耳当てをして、洋服を着た犬と散歩する女性のイラスト

寒がりな子や冷え込みが強い日は、ちょっとした工夫でお散歩を快適にできます☝

 

🔸お洋服を着せる🧣

お洋服は、小型犬やシングルコートの犬には特におすすめ✨
保温効果の高い素材を選び、体にフィットするサイズで着せてあげましょう!
風の強い日や雪の日は、防風・防水タイプの服を選ぶとさらに安心です😉

 

🔸靴やブーツで足元を守る👞

冷たいアスファルトや凍った道は、肉球のひび割れやしもやけの原因になります。
足元を守ってあげることで、散歩のストレスも軽減できますよ❄
靴を嫌がる場合は、お散歩後に肉球クリームでケアしてあげるだけでも違います❄

 

🔸時間帯を工夫する🌞

朝晩は気温が特に冷え込みます。
日中の、比較的暖かい時間に出かけるだけで、寒さの負担を軽くできます。
また、お散歩前に室内で軽く体を動かしておくと、体温が上がりやすく冷えにくくなります💪

 

🔸寒暖差にも注意🏠

暖かい室内から急に外へ出ると、急激な温度変化で心臓や呼吸器に負担がかかることがあります…💦
お散歩の少し前から暖房を弱めたり、玄関先で体を慣らしてから出発すると安心です!

 

🔸無理に外に出ないのも大事☃

雪や冷え込みが強い日は、短時間のお散歩にとどめたり、無理せずおうち遊びに切り替えてOK◎❕
ボール遊びや引っ張りっこ、知育トイなど、短時間でも室内で遊びながら運動をさせることで、運動不足やストレスの解消につながります🥎

 

【☃冬の散歩で注意したいその他のポイント】

タオルで犬を拭いてあげる女性のイラスト

寒い季節には、散歩中の思わぬトラブルが起こりやすくなります。
路面が凍結していると、犬だけでなく飼い主様も転倒の危険がありますので、足元には十分ご注意くださいね⚠

寒さによって筋肉がこわばると、関節への負担が大きくなります。
シニア犬や関節疾患を持つ犬は、ウォーミングアップ代わりに室内で軽くストレッチや歩行練習をしてから出発すると安心です😉

また、心臓病や気管支炎などの呼吸器疾患を持つ犬は、冷たい空気を吸うことで咳が悪化することも。
ネックウォーマーやマフラータイプのウェアで喉元を温めるのも効果的です✨

お散歩後は、冷えた体をそのままにせず、濡れた足やお腹をしっかり拭いて、体温を戻してあげましょう
逆に乾燥が気になる場合には、肉球クリームなどで保護してあげるとひび割れの予防にもなります😉

 

【☃さいごに】

ニット帽やマフラーを付けた女の子と防寒コートを着ている犬の散歩イラスト犬は人間より寒さに強いというイメージがありますが、実は個体差が大きく、特に高齢犬や小型犬では寒さが体調を崩すきっかけになることもあります。
愛犬の「ちょっと寒いかも…」と感じているサインを見逃さず、お洋服を着せたり、散歩の時間帯や長さを工夫したりして、寒さから守ってあげることができます❄

寒い季節でも、愛犬と飼い主様にとって心地よく、楽しいお散歩の時間になりますように…⛄

 

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