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犬・猫への目薬の正しいさし方って?動物病院が教える!嫌がるときのコツと注意点

みなさんこんにちは!
愛玩動物看護師の若月です🍊
「動物病院で目薬を処方されたけど、上手くさせるかな…」
そんな風に不安に思う飼い主様は少なくないと思います。
目の病気をしっかり治すためには、決められた期間内で欠かさず点眼することが大切です。
しかし、犬や猫は目に液体を落とされるという慣れない行為を恐怖に感じているかもしれません。
そこで今回は、犬や猫への目薬の正しいさし方とそのコツを分かりやすく解説します😉
■目次
1.目薬をさす前の準備
2.動物を効果的に支えるには?
3.犬・猫への目薬のさし方「5つのステップ」
4.目薬を嫌がるときのコツ|「怖がらせないこと」が大切
5.こんな時は動物病院へご相談ください
6.さいごに
【💧目薬をさす前の準備】
点眼を成功させるためには、事前準備が大切!
<🌱まずは落ち着ける環境をつくる>
犬や猫がソワソワしている状態で目薬を出しても警戒モードになりがち…。
まずはお互いにリラックスして落ち着いている状態を作りましょう。
<👀目薬は少し温めて>
病院から処方された目薬が冷蔵保存だった場合、冷蔵庫から取り出したての冷たい液体のまま目に落とすと、犬や猫はその冷たさに驚いて飛び上がってしまうことがあります。
そのため、使用する前には冷蔵庫から取り出した冷たい点眼薬の容器を飼い主様の手のひらで包み、人肌程度に温めてあげましょう。
こうするだけでも、点眼時のビックリする反応を軽減できます。
<✋手も目の周りも清潔に>
次に、飼い主様ご自身の手をきれいに洗い、清潔な状態にします。
続いて、犬や猫の目の周りを観察してみましょう。
もし目やにや涙などの汚れがついている場合は、常温の水やぬるま湯で湿らせた清潔なガーゼやコットンを使い、優しく拭きとってあげましょう。
目の周りをあらかじめきれいにしておくと、お薬がしっかりと届きやすくなります。
<👁️目薬の先端に注意>
点眼時の重要なポイントのひとつは、目薬のボトルの先端が、犬や猫の目やまぶた、あるいは周囲の毛に直接触れないようにすることです。
容器の先に触れてしまうと、目薬の中に雑菌が入ったり、別の感染症を引き起こす原因になります。
ボトルは目に近付けすぎず、常に一定の距離を保てるように意識してみてくださいね。
【💧動物を効果的に支えるには?】
目薬をさす時の位置や体の支え方にも、犬と猫でそれぞれ工夫の仕方が変わってきます。
それぞれのポイントを意識しながら行ってみてください!
<🐶犬の場合>
正面から堂々と近付くと「なにをされるんだろう…」と、恐怖心を感じさせ、警戒されてしまいます。
そのため、正面から行くのではなく、犬の後ろや横からそっと寄り添うようにして体を支えてあげるのがおすすめ。
壁を背にさせて座らせると、後ろに下がって逃げることができなくなるので、より安定しやすくなります。
<🐱猫の場合>
猫の場合は、手足を自由に動かせると爪でひっかかれたり、後ろ足のキックが飛んできたり、急に飛び跳ねたりなど、危険を伴うことがあります💦
そこでおすすめなのが、大きめのバスタオルで首から下の体をすっぽりと包み込んであげると、手足が出にくく、猫自身もしっかりとホールドされて安定しやすくなります。
犬の場合も猫の場合も、もしご家族が一緒にいる環境であれば、ぜひ2人体制で協力しながら挑戦してみてください💪
ひとりが優しく声を掛けながら体を支え、もうひとりが素早く点眼を行うことで、より安全にスムーズに終わることも多いですよ✨
また、これらの方法はあくまでも一例。
その子その子によって、落ち着く保定の仕方が異なるので、もしうまく体を抑えることができない…とお悩みであればぜひご来院時にご相談いただければと思います!
【💧犬・猫への目薬のさし方「5つのステップ」】
環境と準備が整ったら、いよいよ実際に目薬をさしていきましょう!!
犬や猫に怖がられにくい基本的な流れを、5つのステップに分けて詳しく解説します✨
<ステップ1💙顔を軽く支える>
まずは利き手ではない方の手を犬や猫のあご下に優しく添え、あごを優しく包み込むようにしながら顔を上向きにします。
この時、あごを強く握りしめるのではなく、上を向いた状態を軽くキープするくらいの軽い力加減を意識してください。
<ステップ2💙目薬を斜め上から近付ける>
利き手で点眼薬を持ち、犬や猫の視界に入りにくい「頭の後ろ側」や「やや斜め上」から、そっと容器を近付けるようにしてください。
目薬の容器を真正面から近付けると、動物たちは物が入ってくる恐怖から強く目を閉じてしまうので、この「後ろからそっと近付ける」のは一番のポイントになります。
<ステップ3💙上まぶたを少し持ち上げる>
点眼薬を持っている手の小指側の側面で、上まぶたを上に向かって少しだけ引き上げます。
目が少し大きく見開くようなイメージです。
もし上まぶたを引き上げるのが難しい場合は、あごを支えている手の親指を使って、下まぶたを引き下げても構いません。
<ステップ4💙目の表面に1滴落とす>
狙いを定めたら、目の表面に向かってお薬を一滴だけ落とします。
目の表面に保持できる液体の量は決まっているため、基本的には病院で処方された指示通りの回数と量(通常は一回一滴)をしっかり守ることが大切です。
複数の点眼薬が処方されている場合は、それぞれの点眼薬の間隔は5分以上空けるようにしましょう。
もし目から溢れてしまった分があれば、清潔なガーゼやティッシュを使って、周囲の皮膚をポンポンと軽く拭き取ってあげましょう。
<ステップ5💙上手くできたらすぐに褒める>
無事に目薬が入ったら、すぐに優しい声でたくさん褒めてあげてください。
お気に入りのおやつやフードをあげるのもよいご褒美になります🎁
「目薬の後には良いことがあるんだ」と学習してもらうことが、次回の成功につながっていきます✨
また、点眼の直後は違和感から前足で目をこすろうとする子もいるので、おやつを食べさせたりおもちゃで遊んだりして、しばらくの間は目を触らないように様子を見てあげてくださいね。
【💧目薬を嫌がるときのコツ|「怖がらせないこと」が大切】
目薬がうまくさせない場合、それは飼い主様だけの問題ではありません。
目薬の存在に慣れていないせいや、痛みがあるために嫌がる場合、他の不調があることも考えられます。
目薬を嫌がった時は、無理に成功させようとするよりも、怖い思いをさせないことを大切にしましょう。
<💥目薬の容器を見ただけで逃げてしまう場合は…??>
こんな時は、犬や猫の頭の中で「目薬=嫌なこと」というイメージが出来てしまっている可能性があります。
先ずは目薬の容器に慣れる練習から始めてみてください。
常温保存のできる目薬であれば、常に見える位置に出しておくことで、警戒心が和らぎます。
他にも容器を見せたらおやつをあげる、顔周りを触ったらおやつをあげる、上を向かせるだけでやめるなど、少しずつ慣らしていいイメージに繋げていきましょう。
【💧こんな時は動物病院へご相談ください】
工夫しても自宅での点眼が難しい時や、以下のような様子が見られたら、無理をせず動物病院へご相談ください。
✅目薬をさすたびに、明らかに強く痛がる様子がある
✅目が開けづらそうで、さしにくい
✅目の赤みや白っぽさが強くなった
✅涙や目やにが増えている
✅前肢や家具などでしつこく目や顔をこすっている
✅処方された目薬を用法通り使っていても改善がほとんど見られない
目の病気には、角膜(目の表面)に深い傷がついたり、眼圧(眼球の中の圧力)が異常に高くなったりするなど、見た目では重症度がわからないものもあります。
そのため、少しでも気になることがあれば受診いただくのが安心につながります。
【💧さいごに】
今回は
・目薬をさす前の準備
・点眼時の動物の支え方
・目薬のさし方 5ステップ
・目薬を嫌がるときのコツ
・動物病院へ相談するべきサイン
上記のことについてお話しました!
目薬は、犬や猫の目の病気を治療する上で大切なケアです。
ただし、嫌がる子に無理をさせると、点眼への苦手意識が強くなり、治療を続けにくくなる恐れがあります。
今回の内容を参考に、出来るだけお互いのストレスを減らしながら、目の健康を守っていきましょうね👀✨
目薬のさし方でお困りの方、目の赤み・涙・目やにが気になる方は、ぜひ当院へご相談ください。
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