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愛犬や愛猫を動物病院へ連れていく!!|事前準備などの注意事項
神奈川県秦野市・伊勢原市・平塚市・中井町・二宮町・小田原市のみなさまこんにちは!
神奈川県秦野市の動物病院、愛玩動物看護師の若月です🍊
愛犬や愛猫を動物病院へ連れていくことは、飼い主様にとって大切な役割のひとつですよね。
ワンちゃんであれば、『うちの子みかん動物病院が好きで、“みかんさん行こう!”というと喜んで出かけてくれるんです!😆』なんて言うお言葉を頂くことも多いです😉(いつもとても嬉しく思っています✨)。
しかし、大前提として病院というところはワンちゃんやネコちゃんにとって慣れない環境である上に、具合の悪い時に行くところ。そして注射や採血などの〈嫌なことをされる場所〉という認識が強い場合が多いです。
特に猫ちゃんはそうですよね。移動自体が大きなストレスになっていることも本当に多いです…。
来院時、少しでもストレスを減らしてあげるために、事前にしっかり準備をしてスムーズに診察を終えられるようにすること!そして移動中や待合室でできるだけ快適に過ごせるように工夫してあげましょう🍀
ということで今回は、愛犬や愛猫を動物病院に連れていく際の準備や、待合室での注意事項などを解説します☝
【🩺事前に準備することとは??】
動物病院に連れていく前には、以下の様なものを準備しておくと診察もスムーズです!
<必ずすること>
🔸診察の予約を取る(病院によっては予約不要な病院もあります)
🔸再診の場合は診察券を用意する
🔸いつも飲んでいるお薬やサプリメントを持参する
🔸初めて行く動物病院の場合は、ワクチン証明書を持参する
🔸セカンドオピニオンの場合、過去の検査結果やそこで処方されたお薬を持参する。
<あるといいもの>
🔸下痢や嘔吐、血尿などの症状がある場合は、できるだけ新鮮な排泄物を用意する
🔸症状のメモや写真、動画などを用意する
🔸獣医さんに聞きたいことや心配事をメモに書き出しておく
これらがあるだけで、我々にとっても診察の際の大きなヒントとなり、診察がスムーズに進みます😉
【🩺動物病院へ連れていく際の注意点】
<🐱猫の場合>
ネコちゃんは基本お家の中で過ごす動物なので、お家から外に出るだけで大きなストレスになります。そのため、動物病院への移動だけでも大きな負担となることが多いです。
過度なストレスがかかりパニックになったネコちゃんは、突発的に思いもよらない行動を起こすことがあります💦
『お家ではいつものんびりしていていい子だから…』といって、キャリーに入れず抱っこで連れてきたり、待合室でキャリーを空けてネコちゃんに触る…などという行動は、脱走などの思わぬ事故に繋がる危険性があるため、絶対にやめましょう⚠
また、キャリーケースの中にはお家のにおいの付いた柔らかいタオルや毛布を引いてあげ、キャリーケースの上からもふわっと大きめのタオルをかけて目隠ししてあげるとネコちゃんも安心です😉
お車での移動の際は、キャリーケースを車にしっかりと固定して、移動中の揺れを最小限に抑えてあげることも大切です✨
キャリーケースに入れる際や入れた後に中で大暴れして爪が折れてしまった…😨💦
診察中に興奮して爪を立ててしまった…😱💦なんていう子も少なくありません💦
診察前にお家で爪を切っておくと、ネコちゃん自身の怪我、獣医師や飼い主様自身の安全にも繋がります☝
…といいつつ、お家でのお爪切りって大変ですよね💦なので無理せず!病院に来てからこちらで爪切りさせていただきます💪
また、診察時にキャリーから出たがらず、奥の方で踏ん張って出せなくなってしまう子もいます。
そういった場合、キャリーの上が開くタイプや上下が取り外せるタイプのキャリーですと、出しやすいためおすすめです✨
<🐶犬の場合>
ワンちゃんを動物病院へ連れていく際は必ずリードやハーネスを装着しましょう。
いつもお散歩で使用しているもので問題ないのですが、お散歩とは違い病院は嫌な場所。
突発的に逃げようとして暴れたり、急にバックした際にするっと抜けてしまっては事故に繋がります💦
緩すぎない適切なサイズになっているか、しっかり確認しましょうね!👀
また、とても臆病な子の場合はクレートに入れてくると安心です!
その場合はハードタイプのクレートがおすすめですよ!
他のワンちゃんとのトラブルを防ぐだけでなく、何かが落下してきた時の危険防止にも役立ちます!
そして日頃からクレートトレーニングを行っておくことでより安全にストレスなく移動できますのでおすすめです🍀
【🩺動物病院待合室での過ごし方】
<🐱猫の場合>
前項でも挙げた通り、待合室でキャリーを空けてネコちゃんを抱っこしたり撫でたり…というのは大変危険です💦
なだめてあげたくなる気持ちも分かるのですが、ワンちゃんの鳴き声などにびっくりして突発的に逃げ出そうとする子もいるので、悲しい事故を防ぐためにもどうかお控えください…。
待合室では必ずキャリーケースに入れたままにし、キャリーケースは飼い主さまが座っている足元に置くか、お膝の上。そして外が見えないようにタオルをかぶせてあげましょう。
<🐶犬の場合>
受付中や会計中など、ついついワンちゃんから意識がそれてしまう瞬間があり、そんな時にワンちゃん同士のトラブルになってしまうことが多いです💦
他の犬とのトラブルを防ぐためにもクレートに入ってお越しいただくのが一番安全なのですが、そうではない場合、リードを短く持ったり抱っこしたりなど、極力ワンちゃんからは目を離さないようにしましょう。
周りのワンちゃんに吠えてしまったり、周囲が気になって落ち着かずじっとしていられない…という場合は、お散歩しながら待っていただいたりお車で待っていただくことも可能です!
受付にて呼び出しベルを受け取り、ベルの届く範囲で自由にお過ごしくださいね🎀
【🩺緊急時の動物病院への連れていき方】
緊急時には迅速かつ冷静に行動することが大切です。
まず、あらかじめ動物病院に緊急事態であることを連絡しておきましょう。
状態を正確に伝えることが重要ですので、症状や状況をメモしておくと診察に役立ちます。
犬や猫が痛みや苦しみのために、普段では想像もできないようなスピードで脱走したり、他の動物や人に飛びかかったり噛みついたりする可能性もあります。
そのためしっかりとキャリーケースやクレートに入れたり、ハーネスやリードを正しく装着して安全を確保しましょう☝
また、当院までの道のりが長い場合、本当に一刻の猶予も許さないような状況の際には無理に当院までたどり着こうとせず、今いる場所から最も近い病院に駆け込む判断も必要な場合があります。
そういった時のためにも、日頃から愛犬・愛猫の既往歴や常用薬をメモしておいたり、かかりつけ病院以外の動物病院の場所をチェックしておくと安心かと思います。
【🩺さいごに】
動物病院へ連れていく際には、事前準備とストレスを軽減する工夫が重要です!
動物病院は、犬や猫にとって楽しい場所ではありません。
中にはキャリーケースやクレートを見せただけで逃げ出す犬や猫も多いです💦
犬や猫が最小限のストレスで診察を受けるために、できれば日頃から目の付くところにキャリーケースを置いておいたり、キャリーケースの中でおやつをあげたりなどして、キャリーケース自体に慣らしておくと安心ですね。
そうすることにより、いざという時にもスムーズに動物病院へ連れていけるようになるでしょう😉