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東洋医学コラム⑯『鍼灸専門医がこっそり教える薬や通院の効果をアップさせる方法とは!?^^』
今の時期は狂犬病予防接種やフィラリアの予防シーズンでワンコさんを飼ってらっしゃるご家庭は忙しいですね。
動物病院は一番混むわけです。
予防で混んでいるけど、病気だっていきなりなるし、もともと持病のある子はこんな時期でも通院あるし…で、とにかく本当に皆様、お疲れ様です。
日々のお薬生活の方もお疲れ様でございます。
さて、そういうのを皆さんはどの様な『氣』持ちで行っていますか?
『どのような気持ち~?はぁ??』って声が聞こえてきそうですが…。
別に何も考えてない…な方もいるかもしれない。
めんどくさいなぁ。いやだなぁ。やりたくないなぁ。仕方がないなぁ。先生に言われたから無理矢理…。
義務的にやっていないでしょうか。
実はその思い、全部ワンコたちに伝わっています。
どうせやるなら、できるだけ楽しくやってみませんか?
きちんとその薬の効能、なぜその薬が出ているのか、なぜ飲む必要があるのかを考えてみましょう。
『そうか…このフィラリアのお薬は予防薬というけど駆虫薬なんだ!蚊から体に入ったフィラリアが悪さをする前に駆除する薬なんだね!今月も体をきれいにしてくれますように!』
って氣を込めて与えてみる。
『今日も病院だね!どんなお友達が来ているのかな?うちの子と同じ病気の子がいるかも。情報交換できるかも。』
『昨日より一口多くご飯を食べれたね!!その調子!!』
病は『氣』から。なんて言葉があります。
東洋医学は『氣・血・水の3つを体に必要量満たして、巡らせる』ことが大事と考えます。
『氣』とはザックリ言うと『エネルギー』の事です。
『氣』を込めて与えた薬にはエネルギーが宿る。
『氣』を込めた食事はそれを食べることでパワーが付く。
『氣』を込めてナデナデするとされた方は幸せ感が増して病気と闘う勇気が出ます。
考えると『氣』が付く日本語って多いです。
『元気』『やる気』『気が利く』『気遣い』『気品』『勝気』『短気』『気合い』『気疲れ』『気まぐれ』『気質』『気休め』『平気』『浮気』…
(東洋医学で言うところのエネルギーを指す『氣』の文字と分けて『気』と書きました。)
私は『気』という言葉が好きです。
『気を付けて行ってきてね』というと体に『エネルギー』をまとってその人を守ってくれる気がします。
『氣』が変わると『心』が変わり、目線が変わり、現実は変化します。
騙されてと思って『氣楽』にやってみましょう!!
やるのはタダですからね!!
毎週、火曜・金曜に鍼灸漢方治療をしております。ご興味ある方はお声がけください。
東洋医学科専門獣医師
獣医鍼灸師 大野真智子