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東洋医学コラム⑬『話題のドラマから学ぶ健康法とは』
こんにちは。
突然ですが「月9」見てますか?
「君が心をくれたから」
好きな人を事故で亡くすのですが、死神と取り引きして自分の五感を差し出す代わりにその人の命を助けてもらうというなんとも切ないお話です。
主人公は1つずつ、五感を失っていきます。
最初は味覚、次は嗅覚…という感じに。
腕時計で、あと何時間、あと何分、あと何秒…とカウントされて失っていきます。
その度に主人公は今まで当たり前にできていた感覚の大切さを痛感しながら失っていくのです。
その回で失う感覚と関連付けて物語は進んでいき、
「あ~、味覚があるって幸せや」
「あ~、そうか嗅覚って思い出と関連してるよね。そうだよ嗅覚って直接、脳へ通じるもんね」
なんて浸りながら毎週楽しみに見ております。
心理学によるカウンセリングで五感を使う方法があります。
触り心地の良いタオルやクッションをハグしたり、撫でたりしながら声を出して「私っていつも頑張ってる。大丈夫だよ~。よしよし」って自分をほめて癒すワークがあります。
聴覚と触覚を利用する方法ですね。
私はこれっておうちの子でやったらいいじゃん!ってある日気付きました。
お家の子をハグしてなでなでしながら「今日ね~、こんなことがあったんだよ。すごく頑張ったんだよ~。聞いてくれてありがとう~!おまえちゃんもいい子ね~」なんてやったら、あなたとうちの子の聴覚も触覚も嗅覚まで(!)満たされちゃう!!
なんなら舐めとく(笑)味覚。
癒されて仲良くなる。一石二鳥なわけです。
触るということは医学的にもオキシトシンが出るから癒し効果抜群なのです。
私は日頃から五感に心地よい治療を目指しております。
ぎゅっと体と心を固くした状態より、心を開いた状態の方が良いことを引き寄せる。
身体の治癒力を上げていく…そう私は信じております。
飼い主様とたくさんおしゃべりをし、その子の性格や背景もたくさん聞きます。
具合がすごく悪い時は一般的な西洋医学のお薬は欠かせません。
…が、その効きを良くすること、慢性的な病気の維持、病気を未病の状態で改善すること。
身体に優しい治療という選択肢。
鍼・漢方の治療は火曜日・土曜日に予約制で行っております。
ご興味ありましたらぜひ。
お気軽にご相談ください。^^
動物の東洋医学科担当 大野真智子