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患者さん向け医院コラム
東洋医学コラム⑧『ちょっとだけ毎日に感謝がわく。古くさい言葉。』
『万物に神が宿る』という言葉をご存じでしょうか…
日本の古代からの考え方です。
自然万物のあらゆるもの、現象の全てに何かの役割を持った神様がいるという独特の考え方です。
観光地とかいくと『なぜ、こんな場所に小銭おいてるの!?』ってとこに拝んで、五円玉とかおいてたり。(笑)
有名なスポーツ選手とかは道具をとても大事に丁寧に扱っていたりします。
『八百万の神』なんて言葉もありますよね。
19世紀後半、イギリスの人類学者エドワード・バーネット・タイラーの著書でも「アミニズム」として生物・無機物を問わない全てのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方が提唱されていました。
これって、日本のそれと同じではありませんか。なんだー!世界共通じゃん!て感じです。
私はこの考え方、とっても好き。
そう思うと、自分を取り巻く全てのものが愛おしく、大切に思えてきませんか…??
“あぁ、万物に神が宿っているんだ…”と思うと
身体の中の臓器!!『臓器に感情がある』ってご存じですか?!
『肝臓は怒、心臓は喜、脾臓は思(心配)、肺は憂、腎臓は驚』
イライラってして目を真っ赤にして怒っている人は肝臓に問題が…。
心配し過ぎて、消化器系に異常が…(脾は東洋医学では消化機能を司る)なんて。
なんだか納得!面白いですよね!
お酒を飲む前に、肝臓のあたりをナデナデしながら「お酒を飲みます。よろしくね~」
なんて言ってあげると、肝臓くんが頑張ってくれて二日酔い予防になるとか。
意外とホントよ。