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患者さん向け医院コラム

梅雨時の生活環境を清潔に保つポイントは?

秦野市・伊勢原市・平塚市・小田原市・南足柄市・厚木市のみなさまこんにちは、石田です!
いよいよ梅雨目前となりました☔
犬や猫がご自宅にいるみなさんは、この梅雨特有のさまざまなトラブルを想像するだけでため息が出てしまうのではないでしょうか😢

今回はその中でも、

『犬や猫の梅雨時の生活環境を清潔に保つポイント』

について、詳しくご紹介していきたいと思います!

🐸梅雨時に起こるトラブル

梅雨時はどうしても湿度が上がってしまうため、犬や猫が生活する環境中にカビやダニなどが繁殖しやすくなります。
すると、皮膚炎を起こしやすくなったり、フードや水と一緒に誤って口の中にカビやダニを入れてしまうことで、嘔吐や下痢といった消化器症状を起こしたりします。

そのため、梅雨時のトラブルから愛犬・愛猫を守るためには、愛犬・愛猫の生活環境に普段よりも気を付ける必要があります。

🐸梅雨時の生活環境を清潔に保つポイント

梅雨時は1年のうちで最も湿度が高く、湿度が80%まであがることもあります。
梅雨時の生活環境をカビやダニなどから守り清潔に保つためには、「湿度を下げること」 「こまめな掃除」 「フードや飲み水の管理」が必要です。

① 湿度の調整

犬や猫にとって最適な湿度は、犬で40~60% 猫で50~60%くらいだと言われています。
また、カビやダニも湿度が60%を超えると活動が活発になります。
そのため、”窓を開けて風の通りを良くする” ”エアコンや除湿器を使う”などを行い、湿度が60%を超えないよう調整しましょう。

② こまめな掃除

愛犬・愛猫が愛用しているベッドやお布団、ぬいぐるみなどの布製品はこまめに洗濯をしてしっかり乾燥させましょう。

乾燥後は布団クリーナーなどでダニなどの死骸までしっかり取り除くとより安心です。

また、ペット用のトイレも梅雨時は臭いやすいので、1日1回以上は除菌スプレーや除菌シートなどを使ってしっかり掃除をしましょう。

③ フードや飲み水の管理

梅雨時はフードが傷みやすく、カビが生えてしまうことがあります。
愛犬・愛猫がそのままフードを口にしてしまうとおなかを壊してしまうので、なるべく空気に触れないように管理して、食器は食後に毎回洗うようにしましょう。

また、給水機もカビや細菌が繁殖しやすくなります。
水は毎日交換し、給水機も1~3日に1回程度は洗うようにしましょう。

🐸まとめ

梅雨時は湿度が高くなることからカビやダニなどが繁殖しやすく、何も対策をしなければ愛犬や愛猫の体調に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、部屋の湿度が60%を超えないようにしっかりと管理することが大切です。
また、こまめに掃除や洗濯をして生活環境を清潔に保ち、愛犬・愛猫が快適に過ごせるように工夫しましょう✨

アニマルケアスタッフ 石田 汐里

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