最新NEWS

患者さん向け医院コラム

寒い日の散歩…そのまま行っても大丈夫?│犬の寒い時期の散歩の注意点について

秦野市・伊勢原市・平塚市・小田原市・南足柄市・厚木市のみなさまこんにちは🌸若月です!

春が近付いているとはいえ、まだまだ寒い日が続いていますね。
冬に行く犬の散歩は少々億劫ですが、厚着をしたり手袋やマフラーなどを身につけたり、防寒対策をしっかりして出かける…という方がほとんどだと思います。

私たち人間はバッチリ防寒。…では犬はいつも通りでいいのでしょうか??🤔
今回は寒い時期のお散歩の注意点や対策についてご説明します☝

 

🐾どんなことに注意したらいいの??

そもそも犬は人間よりも体温が高く、そして全身が毛に覆われているため比較的寒さに強いと言われています🐶
そのため、冬であっても基本的にはいつも通りのお散歩で問題ありません👍✨

しかし、すべての犬か寒さに強いわけではないんです💦

♦シングルコートの犬種
防寒機能のあるアンダーコート(下毛)がなく、オーバーコート(上毛)しか生えていないためやや寒さに弱い

♦子犬や老犬
子犬は体温調節機能が未熟、老犬は体温調節機能が衰えているため、冬の寒さが苦手

♦小型犬
地面により近い場所で生活していることや体重に対する体表面積が大きく、放熱量が多いことなどから比較的寒さが苦手

…などのように、寒さに弱い傾向のあるわんちゃんは注意してあげたいところです…!!

🐾どのように対策したらいいの??

寒さに対する耐性には個体差がありますが、犬の体が小刻みに震えていたり小さく丸まったりしている場合は寒がっているサインです❄
洋服や靴を着用する、比較的気温が落ち着く日中にお散歩に行くようにするなど、しっかりさ寒さ対策を行いながらお散歩に行きましょう💪
冬では路面が凍結する地域もあるので、靴を着用して肉球を保護することも効果的です🐾

また、寒さに弱い犬は寒暖差も苦手であるため、室内犬を急に散歩に連れ出すのはあまり好ましくありません💦
散歩に出かける少し前から暖房を切ったり、家の中でも比較的気温の低い場所(玄関など)に連れて行ったりして出来るだけ寒暖差をなくす工夫をしてみるのも良いです!
散歩に出た直後は少しゆっくり歩き、徐々に寒さに慣れさせることで体に負担がかからないようにしてあげることもできます🍀

ちなみに、雪が降っている日やあまりにも気温が低い日には、無理にお散歩に行かなくても大丈夫です✋
ですがその代わりに、室内でボール遊びをしたりおもちゃの引っ張り合いをしたりして、運動不足とストレス解消を行うようにしましょうね🥎

前回の記事で「犬の寒さの感じ方」について解説しています!
そちらもぜひご覧ください👀!!

 

🐾さいごに

愛犬が寒がっている場合には、防寒対策をしてお散歩に行ったり、思い切ってお散歩を中止するなどの配慮が必要になります☃
寒がっているなかで無理にお散歩に行ってしまうと、かえって体調を崩してしまうことがあるため愛犬の様子を見ながら判断してあげてくださいね🐶✨

 

神奈川県秦野市の動物病院なら『みかん動物病院』

ページトップへ