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換毛期でもないのに抜け毛が気になる…それって病気が原因かも?|犬と猫の抜け毛対策について

秦野市・伊勢原市・平塚市・小田原市・南足柄市・厚木市のみなさまこんにちは!若月です🍊

犬や猫を飼っていると、わが子の抜け毛対策に悩まされることが多いかと思います。
動物を飼っている以上、ある程度の抜け毛は仕方のないこと…。そう思われる方も多いかと思いますが、果たしてそれは本当なのでしょうか!!?

実は抜け毛は病気が原因で起こることもあるんです💦
それによりいくつかの危険性が隠れている場合もあるので、注意したいところですね☝

そこで今回は、犬や猫の抜け毛の原因や危険性、抜け毛対策などについて詳しく説明していきます🍀

 

 

🐾抜け毛の原因ってなにがあるの??

犬や猫の抜け毛の原因には、生理的なものと病気によるものの大きくふたつがあります。

 ♦生理的な抜け毛

いわゆる「換毛」と言われるものがこれです!

犬や猫の被毛は「シングルコート」か「ダブルコート」に分けることができるのはご存じでしょうか?
その中でもダブルコートは「オーバーコート(上毛)」と「アンダーコート(下毛)」の2重構造になっています。アンダーコートが生え変わることで体温の調節を行っているため、気候の変化に伴って主に年に2回(春と秋)に換毛期が訪れます🌸🍂

 

 ♦病的な抜け毛

皮膚病(細菌感染や寄生虫感染など)
ホルモンの異常(甲状腺疾患や副腎疾患など)
アレルギー
…などの病気が原因で毛が抜けることがあります💦

 

🐾抜け毛の危険性とは??

犬や猫の抜け毛をそのままにしてしまうとどうなってしまうのでしょうか?

抜けた毛がひとまとまりになり毛玉となってしまい、その下で皮膚炎を引き起こす場合や、猫であれば毛球症を引き起こしてしまう危険性があります😲💦
それだけでなく、抜け毛は時として飼い主さんに対しても悪影響を及ぼすことがあるんです💦
例えば、換毛期に抜けた大量の毛によって飼い主さんがアレルギーを引き起こしてしまったり、真菌症に感染している毛の場合は、抜け毛から飼い主さんに感染してしまう可能性もあります。

 

🐾そうならないための対策とは??

換毛自体は予防することが難しいため、こまめに掃除とブラッシングを行うことが重要です☝‼

 

抜け毛の量が特に多い柴犬や長毛種の子などでは、コームやスリッカーよりもファーミネーターのような不要なアンダーコートを除去することに特化したアイテムを使ったブラッシングがおすすめです🐶
ただし、ブラッシングのやりすぎは逆に皮膚や被毛を傷つけてしまう恐れがあるので気をつけましょう✋ブラシを当てる際は力を入れすぎないようにしてみてくださいね☘

また、抜け毛をそのままにしてシャンプーをすると、毛玉がきつく固まって皮膚炎を起こすリスクが高まります😿
そうならないために、シャンプーをする前は必ずしっかりブラッシングを行うようにしましょう💪

病気が原因の場合は、抜け毛を引き起こしている原因となっている病気の治療を行うことで、次第に抜け毛も減っていきます👍
そのため、換毛期でもないのに毛が抜けている場合や、部分的に脱毛している場合などば病気を疑い、なるべく早く検査を受けるようにしましょう☝🐶

ノミやマダニといった寄生虫感染の場合は、予防薬を使用することによって抜け毛を防ぐことができます!
たとえ室内飼育のねこちゃん、お散歩にあまり行かないわんちゃんであっても感染リスクはありますので、定期的に予防薬を投与してあげて欲しいと思います🐶🐱

🐾さいごに☘

犬や猫の抜け毛は、生理的なものから病気によるものまでさまざまな原因が考えられます、
原因によって対策方法も異なりますので、季節の変わり目でもないのに抜け毛が見られる場合はみかん動物病院までご相談ください🍊

 

神奈川県秦野市の動物病院なら『みかん動物病院』

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