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患者さん向け医院コラム

猫同士の相性を深めるには?|初めての多頭飼いを穏やかに進めるコツ🐱

こんにちは!みかん動物病院、愛玩動物看護師の若月です🍊

猫を多頭飼いする魅力って、なんといっても猫たちが一緒に遊んだり、寄り添って眠ったりする、あの愛らしい姿ですよね🐱✨
特にお留守番の時間が長いご家庭では、猫同士が心の支えになってくれることも多くて、ほっこりする場面がたくさんあると思います。

でも実は、猫同士って最初から仲良しになれるわけではありません💦
縄張り意識や性格の違いからぶつかってしまうこともよくあるのです。

「新しい子を迎えたけど、ずっとシャーって威嚇している…」
「仲良くなって欲しいのに、上手くいかなくて悲しい…」
そんなお悩みを抱えている飼い主様も、きっと多いのではないでしょうか?

そこで今回は、猫たちが少しずつ打ち解けていけるように、初対面の時のコツや、日常でできるちょっとした工夫をご紹介しますね😉

 

■目次
1.猫の本来の性質を知っておこう!
2.仲良くなりやすい猫の組み合わせとは??
3.新しい猫を迎える時に気を付けたいこと
4.猫同士の初対面|穏やかに進めるステップ
5.よくあるトラブルと、その時の対処法
6.猫同士の仲を深める!毎日のちょっとした工夫で仲良しに
7.さいごに

 

🐈猫の本来の性質を知っておこう!】

猫はもともと単独行動を好む生き物。
野生の猫は広い縄張りを持ち、他の猫とは距離を保ちながら暮らしています。
そのため家の中で複数の猫と暮らすというのは、なかなか大きな変化なのです

でも、ちゃんと安心できる環境があれば、猫たちはゆっくり時間をかけてお互いを受け入れられるようになります🍀
性格にもよりますが、若い猫や好奇心の強い子は新しい環境にも慣れやすい傾向がありますよ!

 

🐈仲良くなりやすい猫の組み合わせとは??】

猫同士の相性は「年齢」「性別」「性格」で大きく変わってきます。

例えば…

 

<年齢が近い猫同士>

同じくらいの年齢なら、遊ぶスペースやエネルギー感が似ていて、一緒に過ごしやすいことが多いです

 

<性別はあまり気にしすぎなくてもOK>

オス同士は競争心が強くなる傾向がありますが、避妊・去勢手術をしていればそこまで大きな差は出にくくなりますよ

 

<性格のバランスが大事>

おっとりした子とやんちゃな子の組み合わせだと、一方がちょっと疲れてしまうことも…💦
出来れば似た雰囲気の子同士の方が、落ち着いて関係を築きやすいですね

なお、兄弟猫や親子猫は最初から仲がいいことが多いですが、成長とともに関係が変わることもあるので、様子を見守ってあげてくださいね。

 

🐈新しい猫を迎える時に気を付けたいこと】

新入り猫さんを迎える前には、ちょっとした準備がとっても大切なんです!

🔸トイレ・食器の数は『頭数+1』が理想
猫は共有をあまり好みません。
自分だけのトイレや食器があることで安心感が生まれます。
2匹いるようなら、トイレも食器も3つずつあるとちょうどいいですね✨

 

🔸隠れられる場所を用意してあげる
猫は不安から身を隠したくなることがあります。
キャットタワーの上段や、小さなスペースに隠れられる場所があると、猫にとって心のよりどころになります😉

 

🔸いきなり全開放しない!
新入り猫さんをいきなり家全体に自由にさせると、先住猫が「自分の縄張りを取られた」とびっくりしてしまうことも…💦
最初は別の部屋にして、少しずつ存在に慣れさせていくのがポイントです✨

 

【🐈猫同士の初対面|穏やかに進めるステップ】

ここが一番デリケートなところ。
だからこそ焦らず、猫のペースでゆっくり進めていきましょう✨

 

1.匂いでの事前交流

まずはお互いの存在を「匂い」で知ってもらいましょう。
寝床やタオルなどを交換して、それぞれの匂いに慣れさせてあげるのです。
猫にとって匂いは、とっても大事な情報源なんですよ😉

 

2.扉越しやケージ越しでの顔合わせ

姿が見えるようにしながら、まだ直接は触れ合わないようにして、落ち着いた反応が見られるかチェックしてみましょう。
少し鼻を近づけたり、静かに見つめ合うようなら次のステップへ💪

 

3.短時間の直接対面

飼い主様がしっかりそばで見守りながら、ほんの数分だけ同じ空間に入れてみます。
緊張感が高かったり、威嚇が見られた場合は無理に続けず、また距離をとってOKです。
「今日ダメでも、また明日ゆっくりやればいいよ」くらいの気持ちで大丈夫です◎

 

4.監視付きで同室時間をのばしていく

お互いがリラックスできるようになったら、少しずつ一緒に過ごす時間を増やしてみましょう。
ただし、油断は禁物!
まだ完全に安心しきっているわけではないので、しっかり見守ってあげてくださいね。

 

🐈よくあるトラブルと、その時の対処法】

🔻新入り猫が隅っこから出てこない
知らない場所と知らない猫に囲まれて不安でいっぱいなんです。
無理に抱き上げたりせず、そっとしておきましょう

お気に入りになりそうな隠れ場所にベッドや毛布を置いてあげたり、そっと近くにおやつを置くのも◎。
数日~数週間かけて、安心したら自分から出てきてくれるはず!

 

🔻先住猫がご飯を横取りする
ご飯を別の場所で与えてみてください。
食事の時間だけは扉やゲートで仕切って、落ち着いて食べられる環境を整えると安心です。
ご飯の時のストレスはその後の関係にも影響するので、最初からきちんと分けてあげるのがおすすめです✨

 

🔻新入り猫が先住猫をしつこく追い掛け回す
好奇心から遊びたくて仕方ないことが多いのですが、先住猫にとっては大きなストレスに💥
ケージや別室で一時的に距離を取り、1日に数回、短時間だけ会わせるようにしましょう。
追いかけが落ち着くまでは、遊び相手として飼い主さんがしっかりと関わってあげるといいですよ😉

 

🔻威嚇が続いて、にらみ合いが多い
お互いの距離感がまだつかめていないようです。
匂いの交換からやり直して、視線が合わないように家具や仕切りを工夫してみましょう。
また、遊びやおやつの時間を同時に与えて「一緒にいると楽しいことがある」と覚えてもらうのも効果的です✨

 

🔻トイレ以外の場所で粗相をしてしまう
ストレスや縄張りアピールの可能性があります。
トイレの数・位置・清潔さを見直し、匂いのついた場所はすぐに掃除をしましょう!
フェロモン製剤や消臭スプレーを使用して、安心感を高めてあげるのもひとつの方法です✨

 

🐈猫同士の仲を深める!毎日のちょっとした工夫で仲良しに】

日々の生活でも、猫たちの関係を深めることがでますよ😉

 

一緒に遊ぶ時間を作る
ねこじゃらしなどのおもちゃを使い、飼い主様が真ん中に入って遊んであげることで、自然と仲良くなりやすくなります。
猫同士が楽しい時間を共有することがポイント

 

それぞれに愛情を注ぐ
どちらかだけを構っていると、ヤキモチやストレスにつながることも…。
それぞれの猫にしっかり目を向けて、バランスよくスキンシップをとることを意識しましょう。

 

高低差を利用する
猫は高い場所が大好き。
キャットタワーなどで縦の空間を作ってあげると、お互いに上手く距離を保ちながら過ごすことができます。

 

フェロモン製剤を活用する
猫が安心するときに分泌するフェロモンを人工的に再現したフェロモン製剤もあるので、ストレスが気になるときはぜひ獣医さんに相談してみてくださいね🍀

 

🐈さいごに】

猫たちが仲良くなるまでには、どうしても時間がかかってしまうことがあります。
でも、その過程こそが信頼や絆を育む大切な時間なんですよね。

ただ、どうしてもウマが合わず同空間にいることが難しいくらい相性が悪い猫ちゃんたちもまれにいます…。
大切なのは、焦らずそれぞれのペースを見守ってあげること。

もし多頭飼いについて不安やお悩みがありましたら、みかん動物病院までお気軽にご相談くださいね🍊
猫さんたちが安心して快適に暮らせるようサポートいたします😉

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