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東洋医学コラム⑩『お灸ってどうなの?23日あけといてね^^』
11月も半ばになりましたが、暑かったり寒かったりで体がついていけず、頭痛がして、こめかみをグリグリ…
涼しくなってきて『さぁ紅葉だ。キャンプだ~』って歩きすぎて足が重ダル~。…で、膝の脇のスジをグリグリ…
『ちょっと待った!!そこ!!無意識に押しているそこって、それをツボっていうの知ってる??』
こめかみは太陽。歩きすぎるとしんどくなる膝の脇のスジは足三里。
すごいですよね!!
人間って無意識のうちに自分で自分を治そうとするのですね。
足三里は昔、旅人がここを押すと『あと3里歩ける』ということで、見付けて名付けられたツボなんです。
ツボを使う治療は3千年前に中国で発祥してから、朝鮮や日本に渡り、実際に効果のあるものが現代に残っているというわけです。
近年はツボに対して様々な研究がされ、いろいろなことがわかりつつあります。
『ツボは神経が集中しているところと一致』しているようで、「ツボは神経の交差点」という言い方もあります。
道路として例えると、交差点は混雑するところ。
なので、ツボも神経の流れ(具体的に言うと神経伝達物質や電気信号)が滞りやすいポイントということになります。
肉体的、精神的な負荷が加わると、神経の流れが悪くなり、様々な不調を招く原因になります。
それを防ぐためにツボを刺激して神経の流れを良くし体の機能回復をはかるのがツボ療法になります。
ツボを刺激する方法は様々です。
お灸はモグサを燃やした熱でツボを刺激する方法です。
主に皮下にある熱を感知する温度受容器を刺激し、神経を介して自律神経やホルモンの作用により、痛みや不快症状を軽減します。
細菌NHKの特番でも「東洋医学について」取り入れられる事も増えました。
その中で、外国の兵士の黒人さんが足三里にお灸をしている映像が印象的でした。
世界中で実は注目されているってことです。
身体の状態は「病気か病気じゃないか」の2択ではありません。
お薬で治るもの、治らないもの、数値的に治ってもなんだか元気が上がらなかったり、食欲が出なかったり。
お家で出来る手軽なケアは動物達にもおすすめなのです。
簡単におうちで出来るお灸の方法や東洋医学の基本的なお話を
11月23日(木) みかん動物病院でプチセミナーを行います😉
午前10:00~11:30は犬の部。午後1:00~2:30は猫の部です。
実際にお灸を使っての実技も行います。
飼い主さんも一緒にお灸に癒されましょう!
楽しくワイワイ行いたいと思います。ご興味ある方はぜひお問い合わせください。