症例紹介

内分泌科

精巣腫瘍

犬における精巣腫瘍は去勢していない雄犬において2番目に多く遭遇する腫瘍と言われています。

特に成語に陰嚢内に精巣が降りてきていない潜在精巣の犬においては、正常に精巣下降した犬と比べて精巣腫瘍になるリスクが高いと言われています。

また、犬の精巣腫瘍は主にセルトリ細胞腫、精上皮腫(セミノーマ)、間質細胞腫(ライディッヒ細胞腫)と呼ばれる3種類の腫瘍に分類されます。

治療としては外科的に摘出が第一選択になります。

 

【腫瘍化した潜在精巣】

 

【摘出後】

 

 

 摘出した組織は10cm×10cm×10cmで、病理検査にてセミノーマとセルトリ細胞腫の混合腫瘍と診断

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