症例紹介

整形外科

大腿骨矯正骨切り術

膝蓋骨脱臼gradeⅣの状態で経過が長期的になると、通常の膝蓋骨整復の手順のみでは膝蓋骨をもとの位置に戻すことが困難になります。

そこで行う方法が、矯正骨切り術です。

大腿骨の湾曲や捻じれ、長さを変えることにより膝蓋骨を戻します。

 

  

 

  

 

先天的な膝蓋骨脱臼gradeⅣの経過が約1年経過し筋肉の拘縮や骨変形を伴っており、後肢は物理的に伸ばすことができない状態でした。

 

手術では、通常の膝蓋骨脱臼整復の手順に加え、大腿骨を短く切り、LCPにて固定し整復しました。

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